もうすぐ6月。
清々しい季節になってきました!
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
気温も暖かく日が伸びてきたので、現場での作業も一段と進む今日この頃。
郡山市安積町地内に建設中のS様邸も6月には完成内覧会を開催できる段階までになりました!
詳しい日時が決定したらお知らせしますね♪
4月
玄関の式台には、タモの一枚板を使い、框にはカヤという木です。どちらの材料にも丸みがついているので、それぞれ土台や柱にぴったり納まるように、ヒカリつけます。
差し鴨居と対になる敷居には、地松をつかいます。4本の建具がはしる溝がついてあります。
ウッドデッキの天井となる軒には、杉の羽目板を使いました。
折置組の梁が、ぐっと存在感を増しました。
5月
施主様も見学に来て下さったので、張り切って頑張ります!
2階ロフト部分も徐々に仕上がってきました!
椿材の床張りも順調に進んでいます♪
完成が待ち遠しいです。
先月、仕上がったダイニングテーブルの納品完了しました!
塗装は蜜蝋ワックス仕上げなので、柔らかい雰囲気がお部屋にぴったりです♪
末永く可愛がっていただければ嬉しいです。
さてここからはリノベーションのご紹介です。
3月末ごろから
築140以上の住宅改築がはじまりました。
天井を剥がしてみると、真っ黒い煤のなかから、見事な丸太梁の構造がでてきました。
ナゲシという部材の裏には、明治5年の筆痕がみられました。
江戸時代に修行された先輩大工さんの仕事は、現場での貴重な教材です。
人の一生よりも長い年月を経て、今、自分たちが受け継ぐ現場。身の引き締まる思いがします。
この夏には完成の予定ですので、どんな雰囲気に仕上がるのでしょうか!
ある程度の解体を終えた現場です。
長い間に積もった煤を落とす作業をしました。雨ガッパを着ているのは、親方です。この後、構造の補強を行っていきます。古色の材料と、新しく入る土台や柱がどう組合わさるでしょうか。
5月
外周の構造補強と軒天井の張替の様子です。建物の古色に合わせて、杉板と竿縁に柿渋を塗りました。現場は柿渋特有の、よい香りがしております。
それではまた、現場からの声を楽しみにお待ちください♪
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